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ぎんいろよぞら

TWをやったり、サイコロ回したり、お絵かきのっけたりする、そんなまったりブログ。 本人に、廃人の自覚無し。というか、違うと思うんだ。

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→ 岩の模様が気になる。詳しく調べてみよう

肝心の岩の大きさは、寝そべった虎ぐらいだろうか。
よく見ると、一見自然にできたただの岩のように見えて、どこかしら人工的な部分が垣間見えた。

キミは模様が彫られた岩を丁寧にかつ慎重に、他の手がかりがないかを調べ始めた。
 
ゴリッ、ゴリッ、と試しに岩を動かしてみる。
すると、岩の下に隙間が見えた。
 
続けて10cmほど横にずらす。
隙間が広がった。
どうやら、地下にはそこそこ大きな空間が存在するようだった。
思うに、この岩で入口を塞いでいたのかもしれない。

ならば、とさらに押し込み、人が通れるサイズまで隙間を広げた。
そこまでしてようやく、地下の様子が明らかになる。
入口から床までの高さは大分深いようで、おそらく6~7mといったところだろう。床の表面に堅そうな岩肌があるのが分かった。

キミは岩にロープを括り付け、地下の空間へと慎重に降りる。

その時だ。

急に辺りが暗くなった。
“何か”で太陽が遮られたからだ。
頭上を見ると、サンドゴーレムが数体、入口からキミを覗きこんでいた。

紐に気づいたサンドゴーレムは、それを不思議そうに見る。
そして、ゆっさゆっさと紐を弄り始めた。
サンドゴーレムは慌てるキミを見て、ニタリと笑みを浮かべ。

そして、
―――紐が切れた。

キミは真っ逆さまに落ちた。
そして、グシャリという音と共に、鈍い痛みが全身を駆け抜けた。骨が折れた感触や音が、骨、神経を伝って響いた。
どこの骨が折れたのかまではわからなかったが、キミの霞み出した目の先には、“赤い液体”のようなものが流れていたのはわかった。
そして、考えることもできなくなっていったキミは、いつしか死んでいた。


~ DEAD END ~



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→ なんとかやり過ごす

サンドゴーレムをやり過ごすため、キミは砂漠の砂に体を埋もれさせるようにその身を伏せた。
・・・・・・。
サンドゴーレムたちはどうやら、キミのことを見失ったようだ。
無規則に周辺をぐるぐると回っている。
キミは息をひそめたまま、しばらくじっとすることにした。
サンドゴーレムが完全に立ち去るまで観察を続けるためだ。

数分かけて、サンドゴーレムが立ち去ったのを確認する。

―――安堵。

その時だった。

急に暗い影が君を覆う。
「雲か?」と、キミが頭上を見上げると、巨大なカシムシがキミのいる地点に向かってジャンプしてきたところだった。
「なッ!?!?」

グシャリ―――。キミは踏まれた。
 
キミの血が砂漠の大地へと還っていく。
カシムシは情熱のダンスを繰り返し踊り続けた。

 
~ DEAD END ~


→ たたかう

“残り MP は、極僅か―――”。

キミは、その状態であっても戦うことを諦めなかった。多くの技術(スキル)は使えなかったが、残りの気力を計算して無駄を省けば何とかなるかもしれない。
  
キミは、サンドゴーレムたちの出方を伺った。
サンドゴーレムたちの数は、―――3。
じわりじわりと距離が詰まる。
彼我の距離は、目測にして5mまで近づいた。

サンドゴーレムたちはキミの隙を窺うため、その距離を保ったまま、周囲を囲むようゆっくりと動く。
キミは、体力を少しでも浪費しないよう、相手を見据え、ただただ慎重に一瞬の戦いに備える構えを取った。

ピリピリとした緊張が場を支配する。

―――ゴッ!
突如として、サンドゴーレムの一体が君に殴りかかる。
キミはなんとかそれをかわし、体の位置を入れ替えた!
同時に、キミの背後を狙っていた他のゴーレムたちからの攻撃が不発と終わる。あぶない!

キミは、バランスを崩したサンドゴーレムの背後から強打を放つ!
手ごたえあり!
前に踏み出す力を最大限利用したその一撃は、サンドゴーレムに致命傷を負わせた。
サンドゴーレムの体が砂漠に沈む―――1匹を撃破ッ!

「―――!!?」「―――――――!!!!!!!!!」
仲間が倒されたことに気づき、怒ったサンドゴーレムが右から左から、まさかのコンビネーションでキミを闇雲に狙い始めた。

ゴーレムの攻撃が掠る。顔の皮膚が切れた。キミのHPが減る。
 
キミは、ぎりぎりのタイミングを見計らい、がむしゃらに襲ってきていたサンドゴーレムの急所を使い慣れたスキルで貫いた! その一撃でサンドゴーレムの体は曲がり、徐々に頭からただの砂へと変わっていく。零れ落ちた砂が山となる。

さぁ、残りのサンドゴーレムは後1匹―――。
 
―――!
キミは反射的に思いっきり、横へと飛んだ。
今まさにフルスイングされたサンドゴーレムの反撃をかわす!
無茶なスイングでサンドゴーレムに隙が生まれ、
その隙を見逃さず、容赦なく残りMPをフルに使った一撃をキミはサンドゴーレムに叩き込んだ―――! 

キミは勝った。


   *   *   *


―――数時間後。
しばらくの間、他のサンドゴーレムが現れないか警戒していたが、どうやら杞憂に終わったようだった。

身体も大分休めたし、探索の続きを行っても問題はない―――と、キミは判断する。


選択せよ:

→ 岩の模様が気になる。詳しく調べてみよう



 

→ いや、まずは温泉で汗を流そう。そして、飯だ

そもそも“水が枯渇している砂漠のど真ん中”に、温泉などあろうはずもない。

―――温泉を探し回ろうと思った矢先、キミはすぐにこの事実に気づく。

キミは落ち着いて、まずは体を休めることにした。

サボテンをナイフで一皮剥いては一口齧り、形だけの食事と水分を補給した。
徒労でくたびれたキミは体を地面に横たえ少しでも、と回復を図る。
しばらくすると、遠くで砂煙が見えた。

―――嫌な予感は的中する。

サンドゴーレムの群れが近くを通り過ぎた際、キミの存在に気づいてしまったようだ。
普段ならなんてことはないモンスターだったが、今のキミでは返り討ちに合う可能性がある。


選択せよ:キミは、どうする?
 
→ たたかう
  
→ なんとかやり過ごす





→ インクリを石版に叩き込む

石版は割れた。

そりゃそうだ。


~ BAD END ~

→ 大量のたいまつで石版を温める

キミは、最初の屋敷へと戻った。

始まりの場所で、即席のたいまつに大量の油、それらに一斉に火をつけた。
石版を熱するためだ。

熱し始めてから数分後、石版の色が徐々に変わり始める。
キミは興奮した。これで、元の世界に戻るきっかけが作れると!

そう思った。

されど、時はすでに遅かったのだ。
燃え盛る炎は周囲の酸素という酸素を喰らい、キミから必要なものすべてを奪っていった。
結果。屋敷は全焼し、
ただ、一人分の焼死体ができただけだった。


~ DEAD END ~

→ カーディフに向かう

長い砂漠越えで体力が尽きそうになったが、運よくオアシスを見つけられたキミは、無事に目的の街へと辿り着いた。

そこは砂漠の街、カーディフ―――アルミド大陸中部に位置し、オルランヌと龍泉郷との間にある交易で栄えた街である。
 
到着したことに安堵したキミは、ラクダの胃でできた水筒を煽り、水を一口含む。
たった一滴の水が疲れた体に沁み渡る。

その後、探索の拠点として都合のいい場所を探しているうち、
ふと、腰かけた岩に“ある模様”が刻まれていることに気づく。
確か、キミが手に入れた羊皮紙にもその模様が書かれていたはずだ!
まだ、陽は明るいが―――。
 
 
選択せよ:キミは、これからどうする?

→ いや、まずは温泉で汗を流そう。そして、飯だ 

→ 岩の模様が気になる。詳しく調べてみよう



  

プロフィール

HN:
調律師
性別:
非公開
自己紹介:
イソレット始めました。




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