ぎんいろよぞら
TWをやったり、サイコロ回したり、お絵かきのっけたりする、そんなまったりブログ。 本人に、廃人の自覚無し。というか、違うと思うんだ。
→ 右の扉
- 2011/11/25 (Fri) |
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右の扉を開けた。
一瞬、何もない部屋の様に見えた。
違った。
そこは床が“無い”部屋だった。
覗きこむと床の部分が深い縦穴になっている様で、水は勢い良くその穴へと流れていった。
その深さは地獄へと続いていそうなほど深く見えた。底は見えなかった。
これで、水の影響はないと―――、
キミは安堵した。
しかし、キミが背を向けていた、その間のことだ。
静かに像の口が開く。
機械仕掛けのからくりだった。
キミが気づかないまま、そのからくりはキミに向かって1本の矢を放つ。
―――トスッ。
軽い衝撃だった。
致命傷ってほどでもない。
しかし、それで“十分”だった。
水の流れる勢いに加え、その衝撃は、キミを一歩前へと押し出すのに十分過ぎた。
キミは、深い穴へと投げ出された。
キミは、落ちる。
キミは、落ちる。
キミは、落ちる。
キミは、どこまでも落ちていく。
いつしかキミは、考えるのをやめた。
~ DROP END ~
一瞬、何もない部屋の様に見えた。
違った。
そこは床が“無い”部屋だった。
覗きこむと床の部分が深い縦穴になっている様で、水は勢い良くその穴へと流れていった。
その深さは地獄へと続いていそうなほど深く見えた。底は見えなかった。
これで、水の影響はないと―――、
キミは安堵した。
しかし、キミが背を向けていた、その間のことだ。
静かに像の口が開く。
機械仕掛けのからくりだった。
キミが気づかないまま、そのからくりはキミに向かって1本の矢を放つ。
―――トスッ。
軽い衝撃だった。
致命傷ってほどでもない。
しかし、それで“十分”だった。
水の流れる勢いに加え、その衝撃は、キミを一歩前へと押し出すのに十分過ぎた。
キミは、深い穴へと投げ出された。
キミは、落ちる。
キミは、落ちる。
キミは、落ちる。
キミは、どこまでも落ちていく。
いつしかキミは、考えるのをやめた。
~ DROP END ~
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調律師
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*当ブログはリンクフリーですが、
一言いただけると嬉しいです。
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