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ぎんいろよぞら

TWをやったり、サイコロ回したり、お絵かきのっけたりする、そんなまったりブログ。 本人に、廃人の自覚無し。というか、違うと思うんだ。

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仕様変更後のカード作成[2/5] (ver.6.32:2015年3月時点)

*リンクは後で該当する記事UP次第ちょこちょこ貼り付ける予定。とりあえず暫定的にUP。

スキルの能力について幾ばくかの理解が深められたところで、今度は実際に作成する方法を説明していこうと思う。
 
 
③ 昔の仕様との違い
まず、確認しておきたいのは、新旧の仕様による違いである。カード作成において、基本的な変更点は以下の4項目となる。

・Rank9のカードが実装され、それと同時に金や銀のカードを引く確率が幾分か増えた。
・カード合成の結果、引き継ぐスキル数の計算式が変更。好きなスキルを最大8つまで(金カードなら)引き継ぐことが容易になった。

スキルの最大引き継ぎ数は、新旧の仕様でこのように計算される。
昔の計算式:(材料Aのスキル数+材料Bのスキル数)/4(小数点以下切り捨て)+2
今の計算式:材料Aのスキル数+材料Bのスキル数

合成材料のカードAとカードBがそれぞれ取得していたスキルが4つだった場合、昔の計算式では4つまでしか引き継ぐことができなかったのだが、今では金カード(スキル枠8)さえ引けば、そのすべてを引き継ぐことができるようになった。結果、金カードを引く確率が増えたのもあり、望んだ8つのスキル持ちカードを容易に作ることが可能となった。

・また、今まではそのカードがレベル1で取得してしまうものを合成時に消すことは叶わなかったが(レベルの上書きのみできた)、現仕様では合成時に運次第でそのものの除外が可能となった。
・スキル枠が埋まっていた場合、いくらそのカードのレベルを上げたとしても、それ以上新たなスキルを習得することはなくなった。つまり、必要なスキルのみを所持したカードならば、上書きがなされないことを利用してレベル10まで育成、ステータスを伸ばすチャンスが増えた(ステータス成長スキルの価値が上がった)。
 

これは、Rank8のカードが5つ目に覚えるスキル(例えば、エンピニオンなら「MP吸収3」)を抽出するためには、“単にブロンズのRank8カードを引くだけではいけなくなった”ということである。昔の仕様であれば、対象のカードが既に枠の埋まっているものだった場合、そのレベルを上げていくことで、新たに習得する予定のスキルが既に覚えているスキルのどれかを強制的に上書きしていった。ゆえに、欲しいスキルの抽出そのものは安易だったと言える。
しかし現仕様においては、枠が埋まっているカードが新たなスキルを習得することがなくなったため、以下の方法が必要となる。

(パターン1)金や銀のカードを引く。
論外。お金がかかりすぎる。

(パターン2)とりあえず、合成でそのカードを作る。
抽出したいスキルと同名のスキル(低いレベルのもので良い)を引き継ぐように合成。 レベルが違うものであれば、カードのレベルを上げた際に、きちんと上書きがなされる。これに関しては、昔の仕様のままである。
 
 
④ カードの作成
求めるスキルが決まり、現在の仕様を再認識してもらったところで、カードの作成について実例を挙げて語っていこう。以後は、私が自作したモンスターカード早見表を見ながら読んでいただけると理解度が増すと思われるので、これを参考にして読み進めて頂きたい。

a)モンスターカード自体のレベル上げ
基本的には狩りをした方が速く上げることができる。ただし、MPやSPを激しく消費していくスキルを持つカードの場合(「MP回復」のレベルが-3の武闘虎など)、あえて狩りではなく、

・ネニャフルの講義を受ける。
・狂った戦場などを利用する。

といった、別口の手段でもモンスターカードのレベルを上げていくことができる。あなたのテイルズIDに6~8キャラも育てている子がいるようであれば、講義を受けていくだけで1枚のカードのレベルをそこそこな値まで気軽に育成することができるだろう。うまく活用したいところだ。
  

b)合成の基本
基本的に、欲しいスキルを持つカードAとスキルをまったく持っていないカードBを組み合わせ、レベル1で何もスキルを取得しない(もしくは、レベル1で取得するスキルを上書きできる)カードCを合成先に選び、うまく合成していくことでランダムに左右されない低コストのカードを作りだすことができる。これは、カードのRankを上げていく時、下げていく時を問わない。
そうした組み合わせを一々調べるのは確かに面倒である。そこで、モンスターカード早見表を見て頂きたい。これを参考にしてもらえれば既に多くの必要な情報は出揃っているはずなので簡単にカード作成が行えるはずだ。

合成の具体例として、エンピニオンが5つ目に習得するスキル「MP吸収3」の抽出方法を挙げよう。必要な情報を文章のみで書くとややこしくなるので、必要と思われる図や実際に低コストの合成で作ろうとした場合の制作手順や考え方を軽く箇条書きにしてみた。下の図はモンスターカード早見表より一部を抜粋したものである。

緑字は、CPを貯めて作成した時と同じスキル構成になる合成の組み合わせ。
「×」は、CPを貯めて作成した時と同じスキル構成になる合成の組み合わせが、対象のRankより低いもの同士で存在しない場合に表示。
緑字の数字は、同じ種族のRankを示唆してる(同種同士の組み合わせは必ず同種が作成される)。
茶色字は、括弧内のモンスターと合成すると、現在のスキル構成のままRankを落とすことが可能な組み合わせ(⇒先が合成先となる)。
枠内すべてが塗られているモンスター(アレネなど)は、レベル1で取得するスキルがないカード。
 


<基本方針、及び考え方>
①「MP吸収」はエンピニオンが5つ目に習得するスキルなので、ブロンズでカードを引いただけだと習得しない。銀を引くためにかかる予算は……○○M単位なので、この線はない。

② そうなると次に考えるべきは、レベルの低い「MP吸収」をもったカードからスキルを抽出し、うまくレベル1のエンピニオンに覚えさせることで、育成後の上書きを狙う線。


③「MP吸収」は、レベル1のものをプニック(水Rank3)、レベル2をアレネ(甲羅Rank5)が習得する。覚えるのはどちらもレベルが5の時なので、必要経験値が少なくて済むプニックを経由してもいいが、今回はわかりやすさを重視して、アレネを経由して作ることにする。

④ レベルの上書きを狙うためには、レベル1のエンピニオンが「MP吸収」を既に取得していなければならないので、その直前の合成材料を検討する。Rank6のクレム(レベル1で習得するのは「属性UP[雷]」)+Rank7のサザエキャップ(レベル1で習得するのは「X増加」「属性UP[雷]」)なら最も不必要なスキルが少なくて済む組み合わせになる(エンピニオンがレベル1で習得するのは「瞬足」「属性UP[雷]」)。

⑤ どちらも甲羅同士だし、甲羅のエンピニオンを作るのにもわかりやすいのでこれで決定(モンスターカードの合成は、同種同士の組み合わせなら必ず同種のカードとなる)。

⑥ 低レベルの「MP吸収」を覚えさせるのは、ランダムによる経費も考慮すると全般的にRankの低い方に覚えさせた方がSEEDが安く済む。ゆえに、今回はサザエキャップに「MP吸収」を覚えさせ、対するクレムはなるべく不必要なスキルを持っていない状態のものを用意する方向で考える。


<作成例における簡易説明>
 ―  :スキルを1つも所持していない
 *  :どうでも良いスキルを1つ所持している
-白:対象スキルをマイナスレベルで所持(この場合、属性UP[白])


<実践>
① まずはクレムを作る。
クレムの合成材料は早見表曰く、アレネ+サザエなら無駄なスキルがなく、サザエを作るならピティチャップ+アレネで問題ない……(以下繰り返し)……ようなので、それらを踏まえて作成する。

RANK2作成 : トゥートゥー(―)+ミネ(―) ⇒ ポイズンスコルピノ(―)
RANK3作成 :
スコルピノ(―)+ポイズンスコルピノ(―) ⇒ コクーン(―)
RANK2作成 : トゥートゥー(―)+ミネ(―) ⇒ ポイズンスコルピノ(―)
RANK4作成 :
コクーン(―)+ポイズンスコルピノ(―) ⇒ ピティチャップ(-雷)


RANK2作成 : トゥートゥー(―)+ミネ(―) ⇒ ポイズンスコルピノ(―)
RANK3作成 : スコルピノ(―)+ポイズンスコルピノ(―) ⇒ コクーン(―)

RANK5作成 : ピティチャップ(-雷)+コクーン(―) ⇒ アレネ(-雷)


(上記と同様にRANK4
ピティチャップ(-雷)を再作成)


RANK6作成 : アレネ(-雷)+ピティチャップ(-雷) ⇒ サザエキャップ(-雷)

(上記と同様にRANK5アレネ(-雷)を再作成)

RANK7作成 : サザエキャップ(-雷)+アレネ(-雷) ⇒ クレム(-X増/-雷)


これを読んでいる方は、「なんか面倒な合成しているなぁ?」って思ったことだろう。

でも、実は、

Rank1+Rank1 ⇒ Rank2
Rank1+Rank2 ⇒ Rank3
Rank2+Rank3 ⇒ Rank4
Rank3+Rank4 ⇒ Rank5
Rank4+Rank5 ⇒ Rank6
Rank5+Rank6 ⇒ Rank7
Rank6+Rank7 ⇒ Rank8
Rank7+Rank8 ⇒ Rank9

・・・と、段階を上げて作っていくことでカード作成費用が大幅に削減できるため、これを利用し作成している。

どのくらい違うか?

計算してみた。

クレムを通常通りチャージポイント(以降CP)を貯めて作成し、引いた場合にかかる費用
⇒ 5.6m(CP代)+0.1m(作成費)=5.7m

今回の作成方法でかかる費用(勿論、Rank1カードのCP代込み)
⇒ 合計 303k = 0.303m

雲泥の差である。


② 次に「MP吸収」を持ったサザエキャップを作成する。

(①のやり方と同様にRANK5アレネ(-雷)を再作成)

このアレネをレベル5まで育成、アレネ(-雷/鈍足/MP吸収2)の状態にする。

(①のやり方と同様にRANK4
ピティチャップ(-雷)を再作成)

RANK6作成:アレネ(-雷/鈍足/MP吸収2)+ピティチャップ(-雷)
⇒ サザエキャップ(-雷/鈍足/MP吸収2)

これで「MP吸収」を持ったサザエキャップが完成。



③ ①と②を合成する。
クレム(-X増/-雷)+サザエキャップ(-雷/鈍足/MP吸収2)
⇒ エンピニオン(MP吸収2/*/*/*)

エンピニオンが取得する可能性があるのは、「-瞬足」「-雷」「鈍足」「-X増」「MP吸収2」の5つの内、いずれか4つ(ブロンズなら)となるので、「MP吸収」を残した状態であることをきちんと確認してから引くこと!(カード作成では、ボーッとしていると失敗することが多い!)
 
 
④ エンピニオンを7レベルまで育成。
「MP吸収」のレベルを上書きしてレベル3にする。
⇒ エンピニオン(MP吸収3/*/*/*)


⑤「MP吸収3」をRank4のカードまで落とす。 
あなたが必要とする4種のスキルを持ったカードを作成したい場合、最終的には、

カードA(欲しいスキル1/欲しいスキル2/*/*)+カードB(欲しいスキル3/欲しいスキル4/*/*)  ⇒ カードC(欲しいスキル1~4)

―――のような形に大概なると思われる。


この時、合成費用が安いRankで4種類のスキルを抽出してしまえば良いのだが、仮にRank8で引いてしまった場合、期待値的には約14mかかってしまう。対して、Rank5であれば1.4mで済む。カードCがレベル1で取得するスキルを持つものだった場合、さらに費用はかかることだろう。
Rank5カードをRank8まで合成し直すのに必要な費用は数mあれば事足りるので、これらの差を考えると、なるべくなら低いRankまで合成元のカードを下げておきたい。

具体的には、欲しいスキル1を持ったカードをRank4まで落とし、欲しいスキル2を持ったカードをRank4まで落としてこれらを合成、Rank5に。その後、欲しいスキルを残したまま再度Rankを4に落とし、上記のカードAと同じ状態にする。同様にRank4にしたカードBを用意し、これらを合成、カードCの作成を狙う形になる。

今回の場合、後は早見表通りに、
エンピニオン(MP吸収3/*/*/*)+テディ(―)
⇒ ゼリーキング(MP吸収3/*/*/*)

ゼリーキング(MP吸収3/*/*/*)+テディ(―)
⇒ アレネ(MP吸収3/*/*/*)


という形でランクを下げていき、この後は実際に作りたいカードに都合の良いRank4になるよう、自分で組み合わせを調べて合成する。

これで必要なスキルの抽出は完了である。



 
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